ジョグジャカルタのこと
　ジャカルタの空港からジョグジャカルタのホテルに向かっているとき、タクシーのドライバーにジョグジャカルタの「ジョグ」とは、どういう意味かと聞いた。要するに、インドネシアの首都がジャカルタであるから、ここは、弟分か何かであろうと、勝手に、ジョグ・ジャカルタと区切るものと思っていたのである。

　始めは何を言い出すのかと ・・・ 理解できなかったようだったが ・・・ 結局、『知らない』ということである。

　そうなると気になって仕方がなかったのだが、今や知らないことは簡単に調べることが出来る時代になり、ストレスが軽減されてありがたい。早速、ウイキ Wikipedia で調べると、どちらも梵語由来の合成語であるらしい。

　・ジャカルタは、ジャヤ（偉大なる勝利） + カルタ（街）
　・ジョグジャカルタは、ジョグジャ（平和） ＋ カルタ（街）

梵語 ぼんご
　古代インドの文語であるサンスクリット語の称。梵天が造ったという伝承から、中国・日本で梵語という。

by 広辞苑第六版より引用

　実際に、ジョグジャカルタの近くには、次に訪れるプランバナンというヒンドゥー教の遺跡がある。また、近郊にはボロブドゥールという仏教遺跡もあるのである。

　現在のインドネシアはイスラムの人が多いのだが ・・・ もちろん、キリスト教、道教などなど、多様な信教の自由を満喫しているが ・・・ それらの遺跡の巨大さから考えると、ヒンドゥー教や仏教が大いに栄え、一国を支配していた時代があったことが分かるのだ。

梵天 ぼんてん
　インド哲学における万有の原理ブラフマン（梵）を神格化したもの。ヒンドゥー教の三神の一つ。仏教では色界の初禅天の主として、帝釈天と並んで諸天の最高位を占め、仏法の守護神とされる。密教では十二天の一天として上方を守る。

by 広辞苑第六版より引用

★ヘキチョウの同定の理由
★ヘキチョウの渡り
★ヘキチョウの食べもの
★ヘキチョウの名前の由来

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