しかし、フラミンゴというだけで、それがベニイロフラミンゴなのか、ヨーロッパフラミンゴ なのか、大体、そういったいろんなフラミンゴがいるということ自体、念頭にはなかった。

　cf. 野生種とは

　むしろ、フラミンゴと言えば、「このベニイロフラミンゴが思い浮かぶ」 と言った方がいいかも知れない。　だから、ここパリ動物園で見たフラミンゴを、後日、野生の姿で見ることになるという具合に考えていたのであるが、違った。

パリ動物園

ヴァンセンヌ動物園 Parc Zoologique de Vincennes, Paris は、パリのヴァンセンヌの森にあり、1934年に開園され、フランス最大の規模と歴史を誇る。　パリ動物園 Paris zoo とも呼ばれているように、家族連れやパリっ子たちで賑わっていた。 　訪れた感じでは、規模的には京都動物園のようなものかも知れない。　ただ、水鳥などのコーナーはオープンゲージとして公開されているので、中には野生の鳥たちも餌を目当てに現れていたりする。 　また、この動物園は、大きな池や森が広がるヴァンセンヌの森の一つの構成要素を成し、全体としての空間自体の多様化に貢献している。 　その大きさは、ニューヨークのセントラルパークの３倍、ロンドンのハイドパークの４倍という。 　市街地からも近くて、交通の便もよく、市民の憩いの場として人気があるのは当然のことだろう。

ヴァンセンヌの森 Bois de Vincennes, Paris　2004/04/20 Photo by Kohyuh

★渡り　by Wikipedia
　ガラパゴス諸島や、ユカタン半島、バハマ、キューバ、ハイチ、ドミニカ、ベネゼラ沿岸といったカリブ海周辺に分布する。　この範囲内で季節的に移動する。




★食べもの　by Wikipedia
　甲殻類 （ハマトビムシといったヨコエビ類）、軟体動物、昆虫 （ユスリカなどの幼虫）、稀に小魚などを濾しとって捕食する。




★名前の由来
　フラミンゴは、"英名の意味" に説明があるように、 「炎」 のような色に由来する。　この 「ベニイロフラミンゴ」 の色は、まさに炎の色である。