ラスベガス街歩きのボリュームが大きくなってしまった。再生に支障をきたすため前編と後編に分けることにした。見難くなるが仕方がない。

　そして大阪の北に相当するところは、ラスベガスではラスベガス ブルー バードの南に位置するストリップであり、大阪の南に相当するところは、ラスベガス ブルー バードの北に位置するダウンタウンなのだ。





ラスベガス ブルー バード Las Vegas Blvd
　フランスのシャンゼリゼ通りに倣って造られたもので、ラスベガスを南北に走る大通りのこと。他には、アメリカで走ったことがあるが "Premiam Outlet Blvd" というものがあった。

　思うに、ブルー バードとは、自然発生的な道路のことではなく、都市計画段階から構想されたものであろう。更に、それに加えて、遠隔地を結ぶ街道といったレベルのものではなく、人が歩ける距離ということが前提であろう。

　cf. ブルー バード Blvd

ストリップ The Strip
　ラスベガスで最も華やかな通りで、沿道にはカジノや劇場などを持つ不夜城のごとき大型ホテルが立ち並ぶ。




ダウンタウン Downtown
　昔から栄えて来たところらしく、後発であったからこそ可能になったストリップのような超大型ホテルなどはない。しかし、ラスベガスの代名詞たるカジノなどは、当然のことながら、多々あるのである。

　このダウンタウンの呼びものは、長いアーケード全体に映し出される映像ショー（アーケードショー）で、ここだからこそ発想できたものであろう。一見に値する。


　cf. ラスベガス街歩き（後編）

　　

今日の朝食 スタバの補助券 　ラスベガスで初めての朝食は、ソーセージ・卵入りマフィン、フルーツセット、コーヒーをスタバで食べた。これには大満足であった。 　・・・というのも、今回泊まったホテルは朝食代として、スタバで使える補助券（９ドル/人）が付いていたのだ。結果、４ドル弱の出費で済んだ。 　cf. 今日の朝食 （スタバ） ダウンタウンに向かって 　バス乗り放題一日券を買った。ストリップとダウンタウンを結ぶラスベガス ブルー バードには二つの会社の路線バスが走っているが、その両方に乗ることが出来る。 　先ずはダウンタウンのアーケードショーを観に行くことにした次第であった。不思議な心理だが、どうしても二階席の方に行きたがるのである。 　cf. 香港街歩き　２階建バス ダウンタウン 　ダウンタウンは何といってもアーケードが特徴的である。日本の商店街のような雰囲気があるが・・・元より規模が違う。ただ、ストリップの雰囲気と比べれば、限りなく商店街に近いだろう。 　そういうこともあって、色々街起こしが試みられているようだ。ここのアーケードショーでも分かるように街ぐるみで協力して創り上げたものに違いない。 　今日は、そのアーケードショーを観に来たのだが、始まるのは夕方からと知った。・・・かと言ってカジノで時間を潰す程の資金の持ち合わせがない・・・いや、持ち合わせというより、そもそも財産がないということだ。ストリップに戻ることにした。 ２両連結バス 　取り合えずラスベガス ブルー バードの北の終点まで行って見ることにした。何しろ乗り放題のチケットを持っているから心強い。 ピラミッド 　バスの車窓からピラミッドが見えた。これもホテルで、ルクソール・ホテル Luxor Hotel ということである。写真右端に見えるオベリスクに "Luxor " の文字が見える。 マンダレイ・ベイ 　正式名称は、マンダレイ・ベイ・リゾート アンド カジノ Mandalay Bay Resort & Casino で、距離感が湧かないが、ここからルクソール・ホテルが見えた。 トラム マンダレイ・ベイ・トラム Mandalay Bay Tram 　マンダレイ・ベイのホテル内にはトラム駅があって労せずして近くの目ぼしいホテルへ無料で移動できる。 　MGMミラージュ・グループにエクスカリバー・ホテル&カジノからルクソール・ホテルを通って、南端のマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノまで１０分間隔程で運航している。あの気になっていたルクソール・ホテルまで乗ってみることにした。 ルクソール 　スフィンクスの入り口ゲートを入って、そのまま進めばピラミッドの中の大空間に至る。また、入り口ゲートを振り返れば、オベリスクが見えた。 エクスカリバ エクスカリバー ホテル カジノ Excalibur Hotel & Casino 　エクスカリバーと聞いて思い出すのはアーサー王の話であろう。むかし、テレビのアニメ番組で見たことがある。このホテルのコンセプトは家族全員が楽しめる中世をテーマとしてショーやアトラクションを揃えているというが・・・ただ、遠望しただけである。 　cf. アルカディア Arcadia ニューヨーク ニューヨーク ニューヨーク ニューヨーク ホテル&カジノ New York - New York Hotel and Casino 　自由の女神、ブルックリン橋、摩天楼群などニューヨークを感じさせるものが目白押しである。ラスベガスでジェットコースターやローラーコースターまであるホテルは、ここだけではなかろうか。 レインフォレスト・カフェ レインフォレスト・カフェ (Rainforest Cafe) 　“熱帯雨林 rainforest” を思わせるジャングルを模した大きなスペースの中にワニや大蛇などのリアルな作りものが多々配置されている。 　絵本の中にいるようで、ラスベガスでも人気があるのか、よく賑わっていた。また、日本にも支店があるようだが・・・そのことは知らなかった。 熱帯雨林 rainforest 　英語で “レインフォレスト” と呼ばれる “熱帯雨林” は、年間を通じて温暖で雨量の多い地域の植生を指す言葉である。 　また、“ジャングル jungle” とも呼ばれる濃い植生のため太陽光は枝葉に遮られて地面まで届かない。 by Wikipedia より引用 　cf. ラスベガス街歩き（後編） ストリップの様子 　MGM リゾーツ・インターナショナル （MGM Resorts International) と ニューヨーク・ニューヨーク・ホテル＆カジノ（New York-New York Hotel & Casino） の広告塔が見える。 　MGM リゾーツ・インターナショナルは、ホテル業界では世界最大級のものであり、その傘下には・・・このラスベガスだけでもベラージオ、マンダレイ、ミラージュ、モンテカルロ、ニューヨーク・ニューヨーク、 ルクソール、エクスカリバー などの人気ホテルがある。 ベラージオホテルの噴水ショー 　昨日も夜に見たベラージオホテルの噴水ショーは昼間も行われていた。この昼間でも特等席には近寄れないほのの人出があった。 ロープスライダー 　上の方から・・・わぁ わぁ・・・という叫び声が聞こえるので見上げると、ロープスライダー Rope Slider で滑り降りる若者の姿があった。瞬く間にアーケードの中に吸い込まれて行ったのである。ここでアーケードショーがある所だと直ぐわかった。何しろ大きいのである。 今日の夕食 　１８時過ぎにダウンタウンに戻って来た。しかし、まだまだ陽が高い。先にカジノのレストランに入って夕食を摂ることにした。先ずはビールで乾杯！ 　スープ、ローストビーフは二人で半分こしたのだが十分であった。また、ローストビーフにはホースラディッシュが付いているのだが給仕のおばちゃんが・・・『これはもの凄く辛いから気つけてね』と目から涙がこぼれるしぐさをしてくれた。 　ワサビの辛さに似て鼻にツーンと来たが・・・なかなか良い。ホースラディッシュは、これまで馬鹿にしてきたが強力なものもあるんだと知った次第であった。