この写真のコサギはビーチの潮溜まりで漁をしていた。このような潮溜まりには小魚なども閉じ込められているのだ。川魚が好きだからといった問題ではない。面白いことに、隠れるところが少ないビーチの潮溜まりでもパドリングしていた。

　小魚にとっては、岩影や枝葉といった隠れ場所がないビーチの潮溜まりでは・・・動かずにじっとする以外に捕食者の目から逃れる術はないはずだ。

　・・・思うに、例え近くでパドリングされても、じっと我慢できる豪胆な小魚であれば捕食されることはないだろう。・・・そんなこと出来るわけないやろ・・・

　cf. ここは熊の領域・・・注意書き

★ コサギの渡り
　コサギは、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、中国南部、香港、マカオ、マレーシア、シンガポール、インドネシアなどに留鳥として生息する。




★ コサギの食べもの
　コサギは雑食性で、フルーツ、ネクター、種子、昆虫などを食べる。




★ コサギの名前の由来
　鳥類の腰（こし）というのが何処のことをいうのかよくわからないが “コシアカツバメ” を参考にすれば、まぁ、想像どうりの場所になろうか。そして、“コサギ” の腰部を見れば、確かに白いことがわかる。

　普通の “鳥の背部” は、腰部を含めて尾羽の付け根の辺りまで同じような色調になっているものだ。要するに、名前の由来は、腰部が白い “ヒヨドリの仲間” ということになる。