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リュウキュウヨシゴイ (琉球葭五位)

写真①
① リュウキュウヨシゴイ ♂ 成鳥 冬羽 ホイアン ベトナム Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh
リュウキュウヨシゴイ ♂ 成鳥 冬羽  ホイアン ベトナム
Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh



写真②
② リュウキュウヨシゴイ ♂ 成鳥 冬羽 ホイアン ベトナム Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh
リュウキュウヨシゴイ ♂ 成鳥 冬羽  ホイアン ベトナム
Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh



写真③
③ リュウキュウヨシゴイ ♀ 成鳥 冬羽 ホイアン ベトナム Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh
リュウキュウヨシゴイ ♀ 成鳥 冬羽  ホイアン ベトナム
Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh



写真④
④ リュウキュウヨシゴイ ♀ 成鳥 冬羽 ホイアン ベトナム Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh
リュウキュウヨシゴイ ♀ 成鳥 冬羽  ホイアン ベトナム
Hoi An, Vietnam 2010/01/16 Photo by Kohyuh



 リュウキュウヨシゴイ (琉球葭五位) *201 *205 *210 2016/11/14
ペリカン目 Pelecaniformes
サギ科 Ardeidae
 学名 Ixobrychus cinnamomeus
 英名 Cinnamon Bittern

 全長 (L) = 40 cm
日本産鳥類目録第7版準拠
cf. 変わるものと変わらないもの

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 ミーソン聖域 My Son Sanctuary へのバス・ツアーの帰りは、迎えのときと同じように、ホテルまで送って貰えるものと思っていた。 ところが、催行ツーリスト会社の前に、午後 1時半頃に到着したのだが、そこで解散となった。





出逢いは不思議
 これは、私としては想定外のことであるが、はじめから決まっていたのかも知れないから、文句を言っても始まらない。 黙って車を降りた。 もちろん、誰も文句を言う者はいなかった。

 帰り道のことは聞かずとも、昨日もこの辺りまで市内見物に来ていたから良く分っている。 ただ、ホテルまで小一時間ほど歩かねばならない。

 幸いなことに、ミーソン聖域では雨に降られて大変だったが、今は晴れている。 それに、出逢いとは不思議なものである。


 このことがあったからこそ、このリュウキュウヨシゴイに出逢えたのであるから ・・・ それも、雌雄同時に出逢えたから、なおさら文句は言えまい。

 だいたい、サギの仲間で 雌雄異色 というのは珍しいかもしれない。 もしかしたら、ヨシゴイ類だけかも知れない。







まるでレンガのよう
 この辺りもホテルやレストラン、ツアー会社など、いっぱいあって賑やかなところであるが、一歩メインストリートを外れると田園地帯が広がっていた。 何気なく歩きながら シラサギ でもいないかなぁ ・・・ と思って見るのだが、何もいなかった。 ところが、眼のよい家内が 『何かいる!』 といって双眼鏡を覗いていた。

 指差す方を見ても鳥の姿は何もない。 ただ、水草が生い茂っているだけである。 それでも、それらしき所を双眼鏡で確かめ、『何や、レンガやないか』 というのだが、『じっと見ててみ、動くから ・・・』 という。 なるほど、もう一度、いわれたとおりに見直して見ると、確かに動いた。 じっとしてレンガのように見えたのは、これも擬態のテクニックの一つだろう。



 レンガに見えたのは背中で、それが、やがて首が伸び、ゆっくりと移動を始めたのである。 そのときは、北京で観た アカガシラサギ か、ギリシャで観た カンムリサギ かと思っていたが、いづれにしてもサギの仲間であれば、同定 はそれほど難しくない。

 それに、北京で見た アカガシラサギ は、一瞬の飛び立つ姿を撮っただけだったが、今回ハノイで彼らの コロニー を初めて見た。 それとは明らかに違う、リュウキュウヨシゴイと判ったのである。 また、よくよく写真を見比べていると雌雄が写っていることがわかった。








★同定の理由
 ・リュウキュウヨシゴイは、ベトナムでは 留鳥 として普通に見られる
 ・ヨシゴイもいるが、こちらは頭部の色が黒っぽいから、これとは違う。
 ・オオヨシゴイの分布を見れば、ベトナムでは稀れであろうから、これもない。




リュウキュウヨシゴイの特徴 *205
項目 雄 雌
頭部から上面 全体が赤褐色 暗赤褐色
喉から下の下面 淡黄褐色 バフ色
喉から縦班 中央に褐色の縦斑が一本 褐色の縦班が数本
橙黄色の嘴 上嘴の上面は黒い 上嘴はより黒っぽい
足の色 緑黄色 同左
虹彩の色 淡黄色で、後方は黒く瞳孔と繋がっている 同左
その他 頬の下に白斑がある 背や翼には黄白色の斑点がある








★名前の由来 *31
 このリュウキュウヨシゴイは 「日本の野鳥590」 *13 にも載っているから、日本でも見られる。 琉球でよく見られる "ヨシゴイの仲間" だから "リュウキュウ" という冠が付けられた。


ヨシゴイの名前の由来 *31
 ヨシゴイは江戸時代前期から "よしごい" の名で知られていた。 葦原 あしはら (葭原 よしはら に同じ) に棲む ゴイサギ の意味である。







★渡り *201
 リュウキュウヨシゴイは、ミャンマー南部、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、マレー半島から、中国南部 (海南島、香港など含む) にかけて 留鳥 として、ごく普通に棲息する東洋の鳥である。




★食べもの *201
 リュウキュウヨシゴイは、主に、カエルなどの両生類 amphibian、小魚、水生昆虫などを捕食する。
 アオサギ のように待ち受け方の狩猟方法ではないが、コサギ ほど動き回らない。 カエルなどを見つけると、猫が偲び足で獲物に近づくように、そっと動き始める。 そして、獲物が射程内に入ると、ワッと飛びかかって捕まえる。










英名の意味
cinnamon 肉桂 にっけい、シナモン、桂皮 《ニッケイの芳香性樹皮; 香味料》
シナモン色の
bittern 〔鳥〕 サンカノゴイ亜科の鳥 《サンカノゴイ・ヨシゴイの類》
 by New College English-Japanese Dictionary, 6th edition (C) Kenkyusha Ltd. 1967,1994,1998




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履歴
2016/11/14 関連記事にヨシゴイ、タカサゴクロサギ追加
2012/02/13 ロゴ統一更新
2010/02/05 初版公開











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