サギとトキ
　シラサギのような鳥といいながら "シロトキ" という言い回しはないだろう。サギとトキを十把一絡げ じっぱ‐ひとからげ に扱ってはいけないという声が聞こえてきそうである。シラサギという名前の鳥はいないにしてもサギの仲間を指す言葉であり、トキの仲間の話ではないからだ。

　だが ・・・ 実際に、そのように思ったことだから仕方がない。確かにサギ科の鳥とトキ科の鳥を区別していない言い回しにはなる。
　cf. トキ科とサギ科の違い

同定の理由
　要するに、シロトキと分かったのは写真を拡大して見て気が付いただけで、それも帰国後のことであった。シロトキの特徴が見て取れる。

　・嘴が下方に曲がっている
　・飛び姿は首が直線的で、ダイサギのように「乙の字形」ではない。
　・白い羽衣

　cf. "曲がる" と "反る"

★渡り
　シロトキはアメリカ合衆国南部沿岸部、フロリダ半島、メキシコ沿岸部、キューバなどで留鳥として棲息する。




★食べもの by Wikipedia etc.
　シロトキの食性は主に水生動物で、カニやナマズ、小魚、水生のワームなどを捕食するが、陸上でもミミズや昆虫やカエルなどの両生類、トカゲなどの爬虫類も捕食する。




★名前の由来
　シロトキの名前の由来については図鑑 *31 に記載はないが、漢字名の白朱鷺から白いトキの仲間ということであろう。

cf. ツィータ過去ログ連動 ・・・ アメリカ編 (2013/05/08 - 2013/07/31)
　・2013/06/01　Merritt Island National Wildlife Refuge
　・2013/06/01　Black Point Wildlife Drive
　・2013/06/01　Bio Lab Rd

補注
　今回は、数日遅れではあったがツィータ twitter およびツィートピック twitpic を利用して、旅先から投稿した。　その過去の記録と連動させることによって本文を補強する。

　ここで日付は現地時間である。　時差は考慮していないので、多少のずれが発生するかもしれない。