驚きの光景
　ペリカンほどの大型の野鳥が海水浴場に舞い降りる光景を見て驚いた。　普通、野生として生きるものたちは、人との利害関係で対立することが多いものだ。　現在では多少、考え方が変わってきているようだが ・・・ スズメにしてもカラスにしても駆除の対象として扱われて来た歴史がある。

　その結果、彼らは人との接近は極力避けるという生きる術を獲得していったのは仕方がない。　また、当然のことだが ・・・ 彼らの人との関わり方の違いによって、それぞれの種によって遭遇時の反応は異なっているだろう。

　逆に言えば、彼らの接近距離の大小を比較すれば、その地域における人との関わり方が見えて来るかも知れない。

　ここフロリダでは、ドバトのようにカッショクペリカンの方から好んで近づいてくることはなかったが、バンのようにそそくさと逃げ隠れはしなかった。
　cf. バンの危険回避戦略






　cf. 接近遭遇写真のレベル
　cf. 第五種接近遭遇写真レベル？
　cf. 見せびらかし？（チャムネバンケンモドキ）
　cf. 見せびらかし　（モズ）
　cf. 見せびらかし　（ルリカワセミ）
　cf. 私たちは侵入者？
　cf. ポッチを探せ
　cf. イエスズメは何故人懐こいか
　cf. とろい奴
　cf. ウグイスの競争心

マイアミビーチに向かって （１３景）

フロリダ半島の最西端キーウエストを目指して走っていると マイアミビーチの標識が見えた。 何故か昔から知っていた。 寄って行くことにした。 cf. エバーグレイズ国立公園に向かって

"Miami Beach 1/2 mile" という Interstate Florida 95 の標識が見える Interstate 95 Florida Highway 州間高速道路フロリダ１９５号線 マイアミビーチ沿いの路 緑地帯 マイアミビーチ （３景） ペリカン食堂でコーヒーブレイク （３景） "Pelican Harbor Seabird Station" へ向かって "Pelican Harbor Seabird Station" は、 傷ついたカッショクペリカンや海鳥たちの 治療やリハビリを行う施設で 1980年に設立された。 "Pelican Harbor Seabird Station" 保護されたカッショクペリカンが沢山いた。 彼らはリハビリ中であろうか、 近づいても動じることはなかった。 気持ちだけ寄付してきた。

ご当地料理 （マイアミ）

地ビールで乾杯！ Organic Amber Ale Jupiter Flolida 魚料理 クラムチャウダー バーの雰囲気がいい

★渡り　*215_p110
　カッショクペリカンは、アメリカ合衆国沿岸部、キューバなどでは留鳥として棲息する。




★食べもの　by Wikipedia
　カッショクペリカンの食性は魚食で、中型の魚を空中からダイブして捕食する。　こういった漁をするペリカンは他にいないようだ。　また、カモメたちが獲ったものを横取りしたりもする。

　他のペリカンは水面に浮かんで集団で魚の群れを取り囲み、追い込み漁のようにして捕食する。

　cf. 漁をするモモイロペリカン

★名前の由来　*31
　カッショクペリカンの名前の由来は、漢字名が "褐色伽藍鳥" とあるように、羽衣が褐色をしたペリカンの仲間という意味であろう。

　cf. 伽藍鳥の名前の由来

cf. ツィータ過去ログ連動 ・・・ アメリカ編 (2013/05/08 - 2013/07/31)
　・2013/06/02　マイアミ到着

補注
　今回は、数日遅れではあったがツィータ twitter およびツィートピック twitpic を利用して、旅先から投稿した。　その過去の記録と連動させることによって本文を補強する。

　ここで日付は現地時間である。　時差は考慮していないので、多少のずれが発生するかもしれない。