翻訳の難しさ
　個人的なシルスイ（汁吸）の「汁」のイメージでは、味噌汁の様なお茶碗で出されたような汁物を連想する。要するに鳥類にとってはこのように大量の汁物を飲むということが想像を越えている気がしたのだ。まぁ、「飲む」のではなく「吸う」と言っているのだが・・・とにかく「汁」のイメージが強すぎるからであろう。

　ここで言う「汁」とは英名では「樹液」のことである。そして、初めから樹液と分っていたら味噌汁は連想しなかったろう。シルスイキツツキの命名者にしても思い悩んだり、いろいろと葛藤したことだろう。

　今の時代なら「ウッドペッカー」のように「サップサッカー」で通用するかも知れないが・・・当時は、何でも日本語に翻訳する必要があった時代で、映画でも小説でも英名のままでは世の中に受けいれて貰えなかったのだ。

　それも個人的な感覚では、このような日本語名化がつい最近まで続いていたのだ。いわゆる三公社が民営化される時代まで・・・例えば、コンピューターは電子計算機と記さなければならなかったのだ。

　cf 革命 revolution
　cf 無理もある ・・・
　cf. 読めない漢字
　cf. 漢字がなくなる日
　cf. 英名をまったく参考にしないのも気になる ・・・

三公社 ・・・ 現在はすべて民営化されている
　・専売公社
　・電電公社
　・国鉄

ロッキーマウンテン国立公園 (4) クマ湖自然歩道　Bear Lake Nature Trail-1

今日は、ロッキーマウンテン国立公園 (2) を巡り歩いた後、車でシャトルバスの発着場所移動した。 「クマ湖自然遊歩道」 までシャトルバスが無料連れて行ってくれる。要するに一般自家用車は立ち入り出来ない処ということだ。 　何しろこの辺りは「黒熊の郷」を自称するだけあって「クマ湖」とい名前の湖があっても驚かない。ただ、今朝見た説明板では、もし 『クマが攻撃してきたら反撃せよ』 と書いてあったから不安がないことはない。 シャトルバス 　みなさん自前のストックを持っている。当然の事だがトレッキングを楽しみにこのシャトルバスに乗っているのだ。 　まぁ、この程度のストックでは熊に反撃しても効果は期待できないだろう。例えば、氷壁登り用のピッケルでも有れば良いのだが・・・ 　cf. 黒熊の郷の注意書き クマ湖 一周 斜度 標高 ：　約 985m ：  平均　0%-4%　最大 16% ：　約 2,871ｍ 　この程度の距離なら、熊が出なければ楽勝だ。一周することにした。 それに今日はエステスパークに宿をとってあるから時間も時間的には余裕がある。 スタート地点 熊の足形に [1] と番号が書いてある 最終は [30] だった。 クマ湖の風景 分かれ道 道なりに進むべし！ クマ湖の風景 トレッキングルート クマ湖の風景 せせらぎがあった クマ湖の風景 トレッキングルート クマ湖の風景 トレッキングルート クマ湖の風景 トレッキングルートの最終表示 シャトルバスの停留所 ワピチ（雌） ワピチ（雌）がバス停のすぐ近くまで近寄って来た cf. ムースとエルクの違い 車でエステスパークの宿に帰る 　 ロッキーマウンテン国立公園の標識があった。昨日、峠越えをしてエステスパークの街に入ったときには見なかった。 　要するに、峠道のルートはロッキーマウンテン国立公園の中を通り抜けるだけで、此処に来なければ国立公園として用意されたトレッキング等のアクセスポイントには行けないということであろう。

Bear Lake Nature Trail-1

★渡り　*215_P322
　シルスイキツツキの繁殖地はカナダ北部だが、主にアメリカ合衆国東部、メキシコ東部・南部などでは留鳥として生息する。




★食べもの　 by Audubon Guide to North America
　シルスイキツツキは主に、節足動物、樹液、果実やナッツ、ベリー類などを採餌する。




★名前の由来　*31
　シルスイキツツキの名前の由来については図鑑 *31 に記載がない。ただ、漢字名の「汁吸」とは英名にある "sapsucker" の直訳であろう。即ち、sap （樹液） + suck （吸う） + -er （名詞化の接尾語）と分解できる。特に、樹液を好むキツツキの仲間ということが分かる。

cf. ツィータ過去ログ連動 ・・・ アメリカ編 (2013/05/08 - 2013/07/31)

2013/07/02 2013/07/02 2013/07/02 2013/07/02 2013/07/02 2013/07/02 2013/07/02 2013/07/02

ロッキーマウンテン国立公園 (1) ロッキーマウンテン国立公園 (2)　"Beaver Meadows Visitor Center" ロッキーマウンテン国立公園 (3)　"Upper Beaver Meadows Trail Head" ロッキーマウンテン国立公園 (4)　馬に乗ってトレイル ロッキーマウンテン国立公園 (5)　"Alluviial Fan" ロッキーマウンテン国立公園 (6)　"Bear Lake Nature Trail" ロッキーマウンテン国立公園 (7)　要所に 1 ? 30番まで標識 ロッキーマウンテン国立公園 (8)　シャトルバスの乗り場

補注
　今回は、数日遅れではあったがツィータ twitter およびツィートピック twitpic を利用して、旅先から投稿した。　その過去の記録と連動させることによって本文を補強する。

　ここで日付は現地時間である。　時差は考慮していないので、多少のずれが発生するかもしれない。