コテージ cottage
　(いなかの農民・鉱員などの住む)小家屋、いなか家、小別荘（米国）

by weblio より流用

　cf. カオヤイ・コテージ （タイ）

　それと・・・このノドアカハチドリにしても、いつでも喉が赤く見えるのではなく、ちょっとした光の当たり具合やタイミングが必要である。

　いわゆる "構造色" で赤く見えるのであって赤い色素を有しているからではない。要するに、草木染めのように、ノドアカハチドリの喉の羽を煮たり焼いたりしても、赤い色素は抽出されないのだ。

　もちろん、鳥類がすべて構造色を持つのかと言うとそうではない。例えば、フラミンゴがピンク色をしているのは、そのような色素を含む藍藻類を食べているからである。

　cf. フラミンゴのピンク色

ノドアカハチドリ♂の喧嘩
　何もハチドリに限らないのだが、意外に小鳥たちは喧嘩っ早いのだ。これは「私のチュン」を見ていてよく分かったことである。

　ただこれは、生きとし生けるものの「さが（性）」でもある。要するに、生き長らえる、子孫を残す、家族を護る、子別れ・・・などなどのため、対象相手を排除する行動であろう。強いて言えば、我々人類もその生きものの一員に違いないのだから、それらの行動に容易に感情移入が出来るものでもある。

　cf. クロガシラのバトル （４態）

煩悩が増えた
　ただ人間の場合は、更に複雑な感情を有しているので、鳥類からして見れば理解できないものも多々あるに違いないし、また、感情移入が出来ない行動も多々あろう。

　嫉妬 しっと、妬 ねた み、恨 うら み・・・等々百八つもある。それ以上に社会問題になっているパワハラ、モラハラなどを加えれば切りがない。これら人間の感情は、我々は理解できるのだが・・・ただ、その旗振る人やそれに組する人は・・・まぁ、標準からズレているだろう。そうでないと社会問題にはならないからだ。

　これからは除夜の鐘も百八つでは足りないかも知れない。それとも、その中に含まれている感情なのか・・・いや、古人 いにしえびと の考えも及ばなかった時代の変化と共に、煩悩もまた、その数を増して来ているのかも知れない。

　cf. 喧嘩のない世界 ・・・かぐや姫の思い
　cf. 七つの性 （さが）

　このノドアカハチドリ♂たちの喧嘩は、最も基本的な食べものの確保のための戦いだった。他の動物でもよく見られる雌の争奪戦でないことは明らかだ。ここに雌の姿はなかった。

　cf. 父親の要件
　cf. ハトは残虐か？
　cf. 喧嘩とは
　cf. ダイサギの子別れ
　cf. ちょっとしたもめごと・・・ソデギロヅルとコサギ

棲み分けとは違う
　ノドアカハチドリがロッキー山脈より東部に分布し、ノドグロハチドリは、その西部に分布するのだが、このことは、いわゆる棲み分けではない。

　そもそも棲み分けるとは、元来、同じ地理的地域・領域内に多種類が棲息することが前提だが、各々のテリトリーを空間的に分散させたり、時間的に分散させたりすることによって、摩擦・衝突を避ける行為を指す言葉であろう。

　cf. 棲み分け
　cf. 棲み分けのこと
　cf. 時間的棲み分け
　cf. 棲み分け（コウラウン）

　・・・ところがノドアカハチドリにしても、ノドグロハチドリにしても、お互いに地理的に隔離されたところに棲息しており、両者が出逢うことはないのだ。要するに、ロッキー山脈が分鳥嶺になっているのである。

　cf. ロッキー山脈の分水界
　cf. 分水嶺ならぬ分鳥嶺
　cf. 分鳥嶺の例 (1)
　cf. 分鳥嶺の例 (2)

★渡り　*215_P306
　ノドアカハチドリは、夏場には北アメリカ大陸のロッキー山脈より東部のアメリカ合衆国、カナダ東部などで繁殖し、冬場にはメキシコ、中央アメリカなどに渡って避寒する渡り鳥である。




★食べもの　 by Wikipedia
　ノドアカハチドリは、他のハチドリの仲間と同様に、食性は花蜜を吸うことに特化しているが、育雛時には蛋白源になる小さな昆虫やクモなども捕食する。




★名前の由来　*31
　ノドアカハチドリの「ノドアカ」の名前の由来は、英名から分かるように喉部の色に由来している。

　cf. ハチドリの名前の由来

cf. ツィータ過去ログ連動 ・・・ アメリカ編 (2013/05/08 - 2013/07/31)
　(01) twitter Jun 30, 2013　Grand Lake 日帰り旅行 (1)　ビジターセンター
　(02) twitter Jun 30, 2013　Grand Lake 日帰り旅行 (2)　目抜き通りはウェスタン調
　(03) twitter Jun 30, 2013　Grand Lake 日帰り旅行 (3)　ビーチ
　(04) twitter Jun 30, 2013　Grand Lake 日帰り旅行 (4)　子供用の遊泳場
　(05) twitter Jun 30, 2013　Grand Lake 日帰り旅行 (5)　大人はボート
　(06) twitter Jun 30, 2013　Grand Lake 日帰り旅行 (6)　魚釣りも人気
　(07) twitter Jun 30, 2013　Grand Lake 日帰り旅行 (7)　Grand Lake の東端
　(08) twitter Jun 30, 2013　Grand Lake 日帰り旅行 (8)　Pine Beach
　(09) twitter Jun 30, 2013　Grand Lake 日帰り旅行 (9)　Shadow Mountain Dam
　(10) twitter Jun 30, 2013　Grand Lake 日帰り旅行 (10)　釣り師

補注
　今回は、数日遅れではあったがツィータ twitter およびツィートピック twitpic を利用して、旅先から投稿した。　その過去の記録と連動させることによって本文を補強する。

　ここで日付は現地時間である。　時差は考慮していないので、多少のずれが発生するかもしれない。